ナイロール・プロヴェータ Nailor Proveta

1977年、カルロス・ゴメス音楽院(カンピーナス市) にてクラリネット講座、音楽理論講座 、オーケストラ用編曲、和声法と楽器編成 を クラウディオ・リアル教授に師事。
音楽におけるソルフェージュを ハリー・バチオッティ教授に、楽器演奏法と音楽鑑賞法をジェラウド・アゼヴェド氏に師事。

1992年、モサータム音楽大学でサックスの学士号を取得。

デュオとしての活動:マエストロ ラエルシオ・ジ・フレイタス、トニーニョ・フェハグッチ、マエストロ ネルソン・アイレス、アリスマール・ド・エスピリト・サント、ギンガ

トリオとしての活動:ラエルシオ・ジ・フレイタス、エジソン・アウヴェス、アリスマール・ド・エスピリト・サント、ジェーン・ドゥボック

カルテットとしての活動:マウリシオ・カヒーリョ、ペドロ・アモーリン、ジョルジーニョ・ド・パンデイロ、プロヴェータ

ビッグバンドでの活動:1988年、バンダ・アクアリウスのリーダー、1991年からバンダ・マンチケイラのリーダーを務め、同バンドで1996年のピシンギーニャ100周年イベントに参加。
バンダ・マンチケイラはポルトガルのエクスポ98でブラジル代表を務め、その後リオ・デ・ジャネイロとサンパウロでのフリージャズ・フェスティバルに参加、翌年1998年にはグラミー賞にノミネートされる事で国際的に知られるようになる。
そして2006年には再びグラミー賞にノミネートされる。

ショーへの参加
国内アーティスト:シモーネ、クラウディア、セリア、ペリー・ヒベイロ、アギナルド・ハヨル、ネルソン・ゴンサルベス、セルソ・ヴィアフォラ、ヴァニア・バストス、ジェーン・ドゥボック、ギンガ、ジョイス、エルザ・ソアレス、モニカ・サルマーゾ、セルジオ・サントス、レナート・ブラス、ファビアーナ・コッツァ、ヴィルジニア・ホーザ、セザール・カマルゴ・マリアーノ、等。

国際的アーティスト:ベニー・カーター、ロジャー・ニューマン、アニタ・オーデイ、ポール・ウェスト、ジョー・ウィリアムス、ジョージ・デュヴィヴィエ、アルバート・コリンズ、ベリー・ホワイト、ナタリー・コール

特別参加
1994年、キリン・ザ・クラブで開催された東京ジャズ・フェスティバルに出演。
1996年、セザール・カマルゴ・マリアーノと共にフェスティバル・イン・福岡に参加。 ジョイスと共にブラジリアン・ジャズ・フェスティバル(東京)に参加。

2000年、東京、名古屋、岐阜、広島でのラテン・フェスティバルにマウリシオ・カヒーリョ、ペドロ・アモーリン、ジョルジーニョ・ド・パンデイロと共に参加。バンダ・マンチケイラ - セカンドCD「Bixiga(ビシーガ)」発表記念イベント( サーラ・サンパウロ)
2002年、マエストロ モアシール・サントスのCD「OURO NEGRO(黒い黄金)」に参加。2001年、ジョイスと共に日本ツアー。
2002年、バンダ・マンチケイラ、サンパウロ州立交響楽団と共にアメリカツアー。
2003年、モニカ・サルマーゾと共にアメリカへ、ジョイスと共にイギリスと日本へツアー。
2004年、モニカ・サルマーゾと共にアメリカへ、年末はバンダ・マンチケイラ、ルシアナ・ソウザ、サンパウロ州立交響楽団と共に一年を終える。
2005年、バンダ・マンチケイラと共にブレーメン市(ドイツ)のフェスティバルに参加。ショーロの重鎮、イザイアスとイズハエルと共に、サンパウロの現代的伝統グループのファーストCDをリリース。バンダ・マンチケイラのサードCD発表記念イベントを実現するとともに、彼のファーストソロCD「Tocando para o Interior(田舎のために弾く)」をリリース。

2006年、サンパウロ州立交響楽団とバンダ・マンチケイラ、モニカ・サルマーゾと共に新しいCDをレコーディング。
2008年の終わりには、バンダ・マンチケイラ、サンパウロ州立交響楽団、モニカ・サルマーゾと共に一年を終える。
2009年、CD「Brasileiro  Saxofone(ブラジルのサックス)」をマウリシオ・カヒーリョ、ルシアナ・ハベーロ、ジョルジーニョ・ド・パンデイロ、ペドロ・アラガオン、ペドロ・パエス、パウロ・アラガオン、その他、リオ・デ・ジャネイロの偉大なショーロ友達と共にリリース。

2012年1月、ウィントン・マルサリスから招かれ、ニューヨークのジャズ・アット・リンカーン・センターでルシアナ・ソウザのコンサートに出演。
2012年2月、ジンボ・トリオに招かれ、ヴィラ・マリアーナSescで行われたボックスセットCD「DISCOBERTAS(発見)」発表記念イベントに出演。また、イビラプエラ多目的ホールでジャズ交響楽オーケストラと共にピシンギーニャを演奏。
2013年、バンダ・マンチケイラと共に、モニカ・サルマーゾ、テコ・カルドーゾ、セザール・カマルゴ・マリアーノなどの傍らでトランコーゾ・フェスティバルに参加。ポルト市(ポルトガル)で行われたブラジル/ポルトガルの出会いフェスティバルにハウル・ヂ・ソウザ・クァルテットと共に参加。
2014年、ヘナート・ブラス、エジソン・アウヴェスと共に新しいCD「SILÊNCIO(沈黙)」をレコーディング。


2015年、マウリシオ・カヒーリョとパウロ・アラガオンの監督/制作の下、「Brasileiro Saxofone(ブラジルのサックス)」のCD Vol.2をリリース。ギターリストのアレッサンドロ・ペネージと共にCD「VELHA AMIZADE(古くからの友情)」、モニカ・サルマーゾと共に「CORPO DE BAILE (コルポ・ヂ・バイリ)」をリリース。
ミュージシャンとしてサンパウロ州知事賞を受賞。
2016年、キシンビーニョへのオマージュCD「Velhos companheiros(昔からの仲間)」とPROAC(文化行動プログラム)からレメ市へのオマージュCD「Coreto no Leme(レメの野外ステージ)」をリリース。
2017年、ウィントン・マルサリス、ホメロ・ルバンボ、カカ・マラキアスと共にバンダ・マンチケイラのCD「Com Alma(魂を込めて)」をリリース。

“Espinha de Bacalhau” – Proveta e Penezzi no Atelier de La Musique
Banda Mantiqueira | Segura Ele (Pixinguinha) | Instrumental SESC Brasil