ジアン・コレア – Gian Correa

Foto : Elisa Gudin

ジアン・コレアは7弦ギタリスト、作曲家、アレンジャー、音楽プロデューサーでもある。
彼の創作による最初の作品「Mistura 7(ミックス 7)」(YB Music、2013年) は、イビラプエラ多目的ホールのステージでリリースされ、ウェブサイト「G1」エルマノ・ヴィアナ、雑誌「カルタ・キャピタル」タリキ・ヂ・ソウザ、新聞「フォーリャ・デ・サンパウロ」カルロス・ボッゾ・ジュニオール、新聞「ゼロ・オーラ」カルロス・カラド、雑誌「ギター・プレイヤー」ファビオ・カヒーニョなど、様々なメディアを通じて賞賛を浴びる。

2016年、2枚目のアルバム「Remistura 7(リミックス7)」 (YB Music) をリリース。スタジオ185アポヂーとセスキ・ポンペイアでCDとDVDをレコーディング。このアルバムも幅広い聴衆による支持を受け、2016年のカルロス・カラド(フォーリャ・デ・サンパウロ紙/バロール・エコノミコ紙)による最高のアルバムトップ10、イタウ・クルトゥウラによる最高のディスクの1枚として選ばれた。

2017年、作曲家エスメラルディーノ・サレスをオマージュしたアルバム「Esmê(エスメ)」をアンドレ・メマーリ、ファビオ・ペロン、フェルナンド・アマロと共にリリース。
2017年、クリオーロのアルバム「エスピラル・ダ・イルザォン(幻想のスパイラル)」のアレンジに携わり、レコーディングやツアーにも参加した。この年は、フランス人バイオリン奏者ニコラス・クラシッキとのデュオでアフリカでも演奏。

2018年、ジアン・コレアはワールド・カップ期間中、ロシアで開催された「ブラジル・エクスペリエンス」で演奏するメンバーに選ばれた。
同年、ジアンは彼のディスク「7」をギタリストのホジェリオ・カエターノとのデュオでリリース、また2019年に発売予定の3枚目のアルバムをビッグバンドと共にレコーディング。

ジアンは彼のインストゥルメンタル・プロジェクトと共に、イビラプエラ多目的ホール、SESCポンペイアの劇場、イーリャベラ・ボッサ&ショーロ・フェスティバル、オウリーニョス音楽フェスティバル、芸術公園コンセルバトワールホール、インストゥルメンタルSESCブラジル、SESCサンタナ、SESCヒベロン・プレット、アバレ・ショーロ・フェスティバル、ボトゥカトゥ市立劇場、世界音楽フェスティバル、ブラジリア・ショーロ・クラブ、ショーロ・ハウス、サントス・ショーロ・クラブ、バーボン・ストリート、ソウザ・リマ大学、モスクワ・パワーハウス、カフェ・シナリオ(モスクワ)、コテール(ディミトロフ)、さようなら武器!(ドゥブナ)などのステージを回った。

サンパウロのショーロ・シーンの中で、パノラマ・ド・ショーロ、アエロモスカ、アレシャンドレ・リベイロ・カルテット、カデイラ・ヂ・バランソ、グループ・ウン・ア・ゼロ、グループ・ショランド・アス・ピタンガス、セザール・ホヴェルシ「Entre Linhas」等の彼のグループと共に無数のCDをレコーディング。
ゼカ・バレイロ、クリオーロ、ジェルマーノ・マチアス、ネルソン・アイレス、ジルベルト・ジル、トム・ゼ、エミシーダ、トニーニョ・フェラグッチ、メストリーニョ、ヤマンドゥ・コスタ、モナルコ・ダ・ポルテーラ、ネルソン・サルジェント、ジュリアーナ・アマラウ、ヴェロニカ・フェリアーニ、ファビアナ・コッツァ、ラエルシオ・デ・フレイタス、アウタミロ・カヒーリョ、ナイロール・プロヴェータ、ダニロ・ブリート、ホドリゴ・カンポスなどのアーティスト達と共にステージやレコーディングに参加。
若くして様々なアーティスト達と世界の舞台で演奏した。アムステルダムのコンセルトヘボウ、バルセロナのカタルーニャ音楽堂、ポルト市のカーザ・ダ・ムジカ、ボゴタのベラス・アルテス劇場、パリのショーロ・クラブ、テルアビブのザッパ、マドリードのブラジル・ハウス、モスクワのドゥロフ・クラブ、ウサバ・ジャズ・フェスティバル・エカテリンブルク(ロシア)。

Foto : Renato Freixeda

ジアンは2つのProAC(文化行動プログラム)賞を受賞。
彼のソロプロジェクトのレコーディングと連続的なショー、更に彼のショーログループと共に実現したクラウドファウンディングによるDVDレコーディング。

教育分野では、イビラプエラ多目的ホール音楽学校の教師、フォルタレーザ・ジェリコアコアラ・ショーロ・ジャズ・フェスティバル、オウリーニョス音楽フェスティバル、サンバイバ・キャンプなどでギター講義を行い、ブラジリア音楽学校でワークショップを行うにとどまらず、ブラジリア・ショーロ・クラブ、パリ・ショーロ・クラブ、アバレ・ショーロ・フェスティバルでも実施。またサンパウロ州立音楽学校(EMESPートム・ジョビン音楽学校)でも評価ボードとして参加するなどの役割をこなしている。
また2016年、初の完全オンラインでヂノ・セッチ・コルダスのレコーディングをベースにした7弦ギターの授業を発表。
サンパウロ州立音楽学校(EMESPートム・ジョビン音楽学校)でも評価ボードとして参加するなどの役割をこなしている。また2016年、初の完全オンラインでヂノ・セッチ・コルダスのレコーディングをベースにした7弦ギターの授業を発表。

全ては子供の頃、父の影響でローダ・ジ・ショーロで弾いたことから始まった。
初めはカバキーニョを学んでいて、徐々に7弦ギターに移行していった。
13歳でコンジュント・ウン・ア・ゼロと共にファーストCD「Tributo a Esmeraldino Salles(エスメラルディーノ・サレスへのトリビュート)」をレコーディング。
EMIA(市立芸術学校)、ULM(サンパウロ州立ULM音楽学校)などの学校に通い、カンタレイラ大学のポピュラーギターを修了。
アレンジとハーモニーをクラウディオ・レアルに師事、その後、作曲をグスターヴォ・ブグニに師事し、知識を深めていった。

2016年、「Joga um 7 aí!(そこに7を出せ)」と呼ばれるウェブ・シリーズを発表。ブラジルの7弦ギターという音楽言語を普及させる事を目指し、この楽器において国を代表する若手とベテランの名をおおいに広めた。
このシリーズでは、ホジェリオ・カエターノ、ボゾ・セッチ・コルダス、パウラォン・セッチ・コルダス、カルリーニョス・セッチ・コルダス、ヒバマール・フレイリ、エヂミウソン・カペルピ、ゼ・バルベイロ、など多数のゲストがあった。

Gian Correa Quinteto – Esmerilhando
Gian Correa | Trançando as Pernas (Gian Correa) | Instrumental Sesc Brasil