作曲家でありマルチプレーヤーでもあるアンドレ・メマーリはリオ・デ・ジャネイロ州ニテロイ市で生まれ、サンパウロ州ヒベロン・プレットで育つ。
ブラジルポピュラー音楽においてゆるぎない実績があり、ミルトン・ナシメント、イヴァン・リンス、ギンガ、モニカ・サウマーゾ、フラヴィオ・ヴェントゥリーニ、アミルトン・ヂ・オランダ、セルジオ・サントス、シコ・ピニェイロ、アライジ・コスタ、その他多数のミュージシャンと共演している。また、クラシック音楽の作曲家としての経歴も非常に重要である。
ヒベロン・プレットに住んでいた頃、5歳から母親にピアノを学び始め、11歳から市のソーシャルイベントなどでオルガン奏者としての仕事を開始。
その後、サンパウロ大学にて音楽専攻の学士号を取得するためサンパウロへ移住。
アンドレのキャリアは急成長し、1998年にはインストゥルメンタル・ビザ賞を受賞する。その後次々と、クラシック音楽のコンクールで優勝する。
それ以来、アンドレは常にシーバス・ジャズ、ハイネケン・コンサート、TIMフェスティバル、スポレート・フェスティバルUSA(アンドレ・メマーリ・トリオ)、ウンブリア・ジャズ、サバッシ・フェスティバル、などの重要なフェスティバルへの出演にとどまらず、米国、ヨーロッパ、アジアで様々なツアーを行う。
作曲家としても度々、交響楽団(サンパウロ州立交響楽団、ペトロブラス交響楽団、エリオポリス交響楽団、バイーア州立交響楽団など)や、映画、バレエのために楽曲を提供している。
TVグローボの子供向け番組「黄色キツツキ農園」と、チズカ・ヤマザキ監督の映画最新作「魔法にかけられて」のサウンド・トラックおよび音楽監督を担当。
数々の賞を取った膨大なディスコグラフィーの持ち主アンドレは、美術、文学、写真にも惚れ込んでいる。
彼自身の作品で使用されている写真やビデオの作者であり、彼が作曲した歌の作詞者でもある。(2012年ジョージ・アマード100周年記念のためバイーア州立交響楽団に依頼された「ファンタジア・ガブリエラ」など)
2014年にアルゼンチン、スイス、イタリア、オランダ、ニューヨークはコロンビア大学で彼自身の作品についてのワークショップを行う。
2015年マイアミ交響楽団で常駐作曲家としてパートナーシップを始め、ブラジル、ヨーロッパ、日本、アメリカで膨大な数のショーを精力的にこなしている。