アミルトン・ゴドイ – Amilton Godoy

アミルトン・ゴドイは、サンパウロ州バウル市出身。長いキャリアの中で、数々の重要なピアノコンクールに参加し、勝利してきた。1964年、ルーベンス・バルソッチ(dr)とルイス・シャヴィス(b)と共に、歴史的グループ、ジンボ・トリオを結成。グループは51枚のディスクをレコーディングし、40ヶ国以上の国で紹介されている。ジンボ・トリオ(49年)の活動と、「アミルトン・ゴドイ・トリオ」として2013年9月にCD「AUTORAL Vol. 1」をリリース、2019年現在は新しいCDを制作している。

マエストロかつアレンジャーとして、「Piano Solo Compositores Brasileiros(ピアノ・ソロ ブラジル人作曲家)」コレクションなど様々なアルバムを制作。ソリストとして、偉大な世界的ピアニストの一人と考えられており、ジュリオ・メダグリア、シキーニョ・ヂ・モラエス、シモン・ブレッシュ等が指揮するオーケストラに招待され、2019年にはマエストロ・チアゴ・コスタのオルケストラ・ジョーヴェン・トム・ジョビンと共に演奏。

1973年にはバルソッチ、シャヴィス、ドラマーのジョアン・アリザと共に、ブラジルの重要な音楽学校の一つ、すでに3万人の卒業生を輩出したCLAM(音楽自由学習センター)をサンパウロで創立した。
現在彼はこの学校における唯一の監督兼責任者として、数知れない音楽研究の中から数十件にわたるメソッドを発表している。

2012年、若きハーモニカ奏者ガブリエル・グロッシと共にCD「Villa Lobos Popular(ポップなヴィラ・ロボス)を録音。
2013年11月には、レア・フレイレと共にCD「Amilton Godoy e a música de Lea Freire(アミルトン・ゴドイとレア・フレイレの音楽)」をレア・フレイレの作曲として発表。

2017年、再びレア・フレイレと共にCD「A Mil Tons(千の音へ)」を、この時はアミルトン・ゴドイの作曲としてリリース。
このデュオはこれらのCDと共に、2017年9月と2018年8月の2回にわたり、アメリカの4つの州(カリフォルニア、オレゴン、ワシントン、フロリダ)での国際ツアーを行った。

2018年のアメリカツアーで、このデュオはサックス奏者ハーベイ・ワイナペルと共に、2019年にリリース見込みのCDをレコーディング。
2017年、アミルトンはチリでのツアーで、アレハンドロ・エスピノーザとクリスチャン・ガルヴェス等のミュージシャンに同行。
2019年1月にも同じメンバーでのツアーが予定された。

また2017年、アミルトンはバーデン・パウエルの息子マルセル・パウエルがメストリ・バーデンへのオマージュとして行った、サルバドールのカイシャ文化センターでのツアーにファビアナ・コッツァと共に同行。このプロジェクトは、2018年9月にもクリチバのカイシャ文化センターで引き続き行われている。

2018年、アミルトンはBNDES(ブラジル開発銀行)がメストリ・ジャコー・ド・バンドリンへの敬意を払うために企画した特別イベントへの選考を、ガブリエル・グロッシとファビオ・ペロンとのパートナーシップで勝ち抜いた。
スタジオにおけるプロジェクトとしては、2019年にリリース見込みのCDをレコーディング中である。

2018年9月、10月、11月、アミルトンはアミルトン・ゴドイ・トリオと共に、SESCによるプロジェクト及び、サンバ・ジャズとジンボ・トリオへの彼の敬意を表す2つのジャズ・フェスティバルに参加。

2019年は、3月のイタウ文化センターと4月のブルー・ノートでの自身のCDのオフィシャルなリリースに向いつつも、シヂエル・ヴィエイラ、エドゥ・ヒベイロと共にCD「Tributo ao Zimbo Trio(ジンボ・トリオへのトリビュート)」をレコーディングした。

2019年3月、ジョアン・パライバのグループであるトリオ・モコトの50年のキャリアをを祝うため招待される。2019年3月、マエストロ・チアゴ・コスタの指揮するオルケストラ・ジョーヴェン・トム・ジョビンと共にソリスタとしてショーに出演。
フルート奏者レア・フレイレとサックス奏者ハーベイ・ワイナペルとの彼の新しいCDは、2019年8月にアメリカでリリースする事がすでに決定している。

現在:2018年/2019年、アミルトンは7つの異なる活動をしている。

アミルトン・ゴドイ・トリオ、ドラマーのエドゥ・ヒベイロとベーシストのシヂエル・ヴィエイラ(新しいCD「Tributo ao Zimbo Trio(ジンボ・トリオへのトリビュート)」)

アミルトン・ゴドイとガブリエル・グロッシ、ショー「ポップなヴィラ・ロボス」と「ブラジル人作曲家達」

アミルトン・ゴドイ、ガブリエル・グロッシ、ファビオ・ペロン:「 Homenagem a Jacob do Bandolin(ジャコー・ド・バンドリンへのオマージュ)」(2019年リリースの新しいCD)

アミルトン・ゴドイとレア・フレイレのCD「A Mil Tons(千の音へ)」と「Música de Léa Freire(レア・フレイレの音楽)」

アミルトン・ゴドイ、レア・フレイレ、サックス奏者ハーベイ・ワイナペル CD「Novos Caminhos(新しい道)」

アミルトン・ゴドイとマルセル・パウエル 「Uma homenagem ao Baden(バーデンへのオマージュ)」

アミルトン・ゴドイとクリスチャン・ガルヴェス

Pout Pourri – Milton Nascimento
Loro – Egberto Gismonte