主催ー Produção Sinos na Floresta

“ 波の出会い” – ENCONTRO NAS ONDAS

シーノス・ナ・フロレスタ、日伯修好125年を祝う


1895年11月5日にパリにおいて日伯通商航海条約が調印されました。
2020年は、この両国間にとって重要な条約調印から125周年となります。

このブラジルと日本の記念すべき年に、不幸にもコロナ・ウィルス現象がパンデミアとなり、125 周年を祝うためのコンサートや音楽関係の集いなどを実現することが難しくなってしまいました。

両国にとって大切な節目である本年が、舞台裏で幕を閉じてしまわぬよう、シーノス・ナ・フロレスタが「波の出会い」を企画します。

ブラジルと日本両国間の協調は、外交・政治・貿易・教育・文化など様々な分野で年々高まっていますが、このプロジェクトは音楽を通じて相互の絆を深めるひとつのプロジェクトです。

このプロジェクトを象徴するアートとして選ばれたのは、江戸時代の重要作品である葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」のインスピレーションによって生まれた、サンパウロの美術家セルジオ・ファブリスの作品で、初期の日本移民が海を渡ってブラジルへ来たという日本との関係を表すものです。

近き将来には、本プロジェクトをきっかけに出会った新しいグループが日伯友好のために文化スペースで共演できる日を願い、125 周年記念プロジェクトを WEB 上で祝います。

現在、日本とブラジルとの文化交流で活動している音楽家はとても多いため、数限られた演奏者への出演依頼は容易ではありませんでしたが、この音楽トリップのパートナーを引き受けてくれたアーティストの皆さんをご紹介します。

Encontro nas onndas ”波の出会い”

Vol.1 2020年11月5日(木)配信

ギター:ジアン・コレア
カバキーニョ・バンドリン:エンリケ・アラウージョ
パンデイロ:ラファエル・トレード
箏:西 陽子
フルート:シェン・リベイロ

Vol.1- Brasileirinho , Paulista , Camondongas

最初のグループはショーロというジャンルへのオマージュ。

ギタリスト、ジアン・コレアは6才からローダ・デ・ショーロ(同好者のジャムセッションの集い)に参加、サンパウロのショーロ界で新人として知られるようになる。カンタレイラ大学卒業、演奏家として数多く受賞。

カバキーニョのエンリケ・アラウージョはブラジル音楽界でカバキーニョとバンドリン奏者として知られ、FAAM(アルカンタラ・マシャード芸術大学)卒業、レコーディング・ミュージシャンとして名高い。

パンデイロはラファエル・トレード。タトゥイ音楽学校に学び、アニェンビ・モルンビ大学音楽科卒業。 以上の三人はサンパウロ・ショーロ学校を計画し設立した。

日本からの参加は箏の名手で教授である西 陽子。東京芸術大学卒。ニューヨークのカーネギー・ホールでも公演し、この10年間に日系人とブラジル人グループと共に精力的な活動を行なってきた。

フルート奏者はシェン・リベイロ。日本留学以前はサンパウロ市立劇場ジュニア・シンフォニー・オーケストラのメンバーであった。

Vol.2 2020年11月9日(月)配信

ピアノ:マルコ・ベルナルド
ヴァイオリン:早稲田桜子

Vol.2 – O Canto do Cisne Negro, Uma Rosa para Pixinguinha,Amando Sobre o Mar

二番目のグループはピアノとバイオリンのデュエット。

ブラジル人ピアニストはサンパウロ市出身のマルコ・ベルナルド。音楽家の家系でサンパウロ大学コミュニケーション・芸術学部卒業後ピアノ教授に専念し、ブラジル人作曲家の作品のCD を多くレコーディングしている。

ヴァイオリンは神奈川県出身の早稲田桜子で、4才から習い始めて東京芸術大学在学中度々渡仏しフランス音楽を学ぶ。現在東京在住、昭和音楽大学で講師を務める。

Vol.3 2020年11月12日(木)配信

アコーディオン:タデウ・ロマーノ
歌:片山叔美
パーカッション:栗山豊二

Vol.3 – Lua Cheia , Rapaziada do Brás, Conversa de Botequim

三番目はサンパウロ州カンピナス市出身の作曲家でアコーディオン奏者のタデウ・ロマーノ、ブラジル音楽界に顕著な制作活動をしている彼が二人の日本人と合奏する。

歌手は日本でただ一人、ブラジルで忘れかけているショーロのジャンルを歌う片山叔美。彼女はサンパウロ州立文化テレビ局の伝統音楽番組「セニョール・ブラジル」に招聘された経歴がある。

パーカッションの栗山豊二は日本において35年以上もブラジル音楽を普及している。

Vol.4 2020年11月16日(月)配信

アコーディオン:トニーニョ・フェラグッチ
ギター:尾花 毅
バンドリン:ファビオ・ペロン

Vol.4 – Cuidado, Inocente – Obanando – Helicóptero

四番目の編成はサンパウロ州ソコーロ市出身の著名なアコーディオン奏者トニーニョ・フェラグッチによるトリオ。
彼がボツカツ州立大学獣医学部をやめて音楽の道へ献身したのは、ブラジル・ポピュラー音楽界で数多くの賞を受けた才能にふさわしい成果であった。

ギターは日本人尾花 毅。ドイツでクラシック・ギターを学び、ブラジルのトニーニョ・オルタを聴いてからブラジルに影響された新しいスタイルに専念し始めた。

バンドリンは優秀なファビオ・ペロンで音楽家の子息。サンタ・マルセリーナ音楽大学卒業後ショーロのジャンルに専念して現在ではトップクラスのバンドリニスタである。

Vol.5 2020年11月19日(木)配信

パンデイロ:ロベルタ・ヴァレンテ
クラリネット:アレシャンドレ・リベイロ
カバキーニョ:だいどうじ さかえ
ギター:村上達郎
歌:ヴィウマ・デ・オリベイラ

Vol.5 – Velhos chorões, Papo de Anjo, Enredo do meu samba

五番目のグループはサンパウロの女流パンデイロ奏者で、プロデューサー、ブラジル音楽研究者でもあるロベルタ・ヴァレンテの編成によるもので、彼女はショーロ振興のため精力的に活動している。

クラリネットはサンパウロ州サンシモン市出身のアレシャンドレ・リベイロで、今日ショーロのクラリネット奏者として大家の一人である。

日本人 だいどうじ さかえ はリオ・デ・ジャネイロでカバキーニョを学び、ラジオ・ナショナルの番組に出演したこともある。現在東京在住でブラジル音楽発展に励んでいる。

若い日本人ギタリスト村上達郎はタトゥイ音楽院で7弦ギターの技を習得するためにブラジルへ移住した。

客演の歌手ヴィウマ・デ・オリベイラは日本に30年間暮らし、東京四谷区の有名なレストラン「サシ・ペレレー」の専属歌手であった。

Vol.6 2020年11月23日(月)配信

ピアノ:仲田美穂
コントラバス:シディエル・ヴィエイラ
ドラム:セルソ・デ・アルメイダ
歌・ギター:マルセロ木村

Vol.6 – April Child , Amar a Maria , Ao Mestre

六番目は日本女性の出番。
横浜出身の仲田美穂は国立音楽大学で学んでからキューバでポピュラー音楽のピアノを専攻した。現在は日本でラテン・ミュージックのソリストとしてのキャリアを進んでいる。

コントラバスはサンパウロ市出身、市立音楽学校卒のシディエル・ヴィエイラで、ピアニストのクニ三上をはじめブラジル音楽界主要アーティストと共演している。

ドラマー、セルソ・デ・アルメイダはドラマーの子息で、現在はマンチケイラ・ブラスバンドとローザ・パッソスの伴奏をはじめ有名人と共演する他にドラム教育に力を入れている。

客演歌手は日系二世マルセロ木村で、ギターも演奏する。サンパウロ出身だが現在東京に在住し、幅広く活躍している。

Vol.7  2020年11月26日(木)配信

ギター:アレサンドロ・ペネジ
ギター:大橋いさお

七番目はギター二重奏。

7弦ギターはサンパウロ州ピラシカーバ出身のアレサンドロ・ペネジ。音楽家の家庭に育ち7才の頃から将来有望な才能を期待され、今日では疑いなくブラジルの一流ギタリストの一人である。

日本側は大橋いさお、 米国バークリー音楽大学終了後スペインでフラメンコを専習した。東京出身、現在成功への道を歩んでいる。

Vol.8 2020年11月30日(月)配信

ピアノ:居福健太郎
チェロ:ラファエル・セザリオ
歌:ファビアナ・コーザ

八番目は日本から東京芸術大学のピアノ講師、居福健太郎を迎えてチェロの達人ラファエル・セザリオと共演する。
ラファエルはフランスで勉強し、現在はサンパウロ弦楽四重奏団のメンバーである。

客演歌手はサンパウロのファビアナ・コーザで、彼女はブラジルのサンバ歌手として超一流の一人ですが、このプロジェクトではピシンギーニャの有名なショーロ「カリニョーゾ」を歌う。

Vol.9 2020年12月3日(木)配信

ピアノ:アンドレ・メマーリ
ピアノ:細川千尋

九番目の組み合わせは、最近様々な演奏スタイルを見せ知られいる、ピアニストで作曲家のアンドレ・メマーリと、富山県出身の若い優秀なピアニスト細川千尋の共演。

彼女は昭和音楽大学大学院修了で、ジャズの分野で際立っており、スイス、モントルー・ジャズ・フェスティバル・ソロ・ピアノ・コンペティションにて、日本人女性初のファイナリストとなる。

Vol.10 2020年12月7日(月)配信

ピアノ:アミルトン・ゴドイ
ギター・歌:マルセロ木村
ドラム:ダニエル・バエデール
コントラバス:コモブチ キイチロウ
尺八:シェン・響盟・リベイロ

十番目はブラジル・ピアノ界の生き字引アミルトン・ゴドイの登場。
サンパウロ州バウルー市出身の彼は長年有名なジンボ・トリオを率いてエリス・レジーナをはじめブラジル・ポピュラー音楽のスターたちと演奏した。

マルセロ木村はギターと歌。

ダニエル・バエデールはサンパウロ出身のドラマーで、現在東京に定住する。シルク・ドゥ・ソレイユの元楽員。

コントラバスは日本人コモブチ キイチロウで渡辺貞夫やブラジル人著名ミュージシャンとも共演した。

尺八はシェン・響盟・リベイロでサンパウロ州ボツカツ市出身、東京芸術大学で学び、本プロジェクトのプロデューサーを務める。


2020年11月5日(木)から上記各日程にてブラジル時間朝9時、日本時間21時から Youtube チャンネル Sinos na Floresta より配信します。
日伯修好条約調印日を記念して、11月5日を配信開始日といたしました。